会員制の集まり <社会史・飲食店・歴史>

クラブ会員制の集まり、社交・親睦団体などを指す。

共通の趣味・興味を持つ仲間が定期的に集まって形成する団体をいう。

18世紀から19世紀にかけてのヨーロッパで成立した。

その歴史的過程の中で、社交クラブ、政治クラブ、文芸クラブ、歴史クラブ、スポーツクラブ、カントリークラブなど様々な類型のクラブが生まれ、21世紀においても世界各地で多数のクラブが人々の生活の中に根付いている。

日本における最初のクラブは、明治初年頃に居留地外国人によるものと考えられているが、詳細は明らかでない。

日本人により初めて結成されたクラブは、1872年に東京築地に建設されたナショナルクラブであろうと見られている。

明治10年前後には多くのクラブが結成された。

クラブは、倶に楽しむ部の意で倶楽部と表記された。

明治・大正期に結成された主なクラブには東京倶楽部、学士会、交詢社、日本工業倶楽部などがあるが、ヨーロッパに見られるような個人の自主的な意思に基づくクラブ文化が日本に根付いたとは言いがたい。
update:2010年03月12日